年頭のご挨拶

平成二十三年 元旦 豊国丸船長 川島誠一

トップページへお越しください
トップページへもお越しください

ご挨拶


新年 明けましておめでとうございます

 昨年中は豊国丸ご来訪、並びにホームページをご覧頂きまして誠にありがとうございました。

 昨年一年間を振り返りますと、1月よりタチウオが好調でしたが、間もなく移動してしまい、思うように釣れなくなってしまいました。タチウオについては、ここ数年、2月から3月へと釣果の良かった時期もありましたが、昨年においては今ひつとだったと思います。。2月からチャレンジしたイワシメバルについても、水温が高く海水も澄んでいたことが原因してか、釣果も伸び悩んでしまいました。3月へ入ってからは水温の下降とともに、水の色が濁りはじめ、あたりも少し上向きましたが、餌の活きイワシが無くなってしまいました。

 本命のマダイはというと、春には型物を含むも、数的に今ひとつ伸び悩んだように思います。そのような中で、大物を釣り上げたのは、北川原裕さんで、4月26日に5.1キロをゲットされました。年末に抜かれるまで、年間ランキングの一位をキープされていました。

 例年、春から秋へ型のいい物は掛かるのですが、切られる問題を繰り返しておりますが、夏〜秋、ポイントの浅いところを攻めたせいかと思っております。

 秋以降では、12月18日に江戸川区の赤城範男氏5.4キロをゲットされ、年間ランキングにおいて滑り込み1位を獲得されました。おめでとうございます。

 一方、私の目標を申し上げますと、10.3キロの大ダイを挙げることでした。しかし、今年の最高は6月7日、8.8キロという結果でした。目標には少し足りず、次こそはという想いから、また、新たな取り組みをして参る所存です。

 そんな取り組みの最中やお客様とのやり取りの中で、腕の磨き方について気づいたことがあります。
 「冬、深場に入り込んだタイを釣り上げるには、それなりの技術がいる。冬場の釣りは条件こそ悪いが、技術を磨くには、最適である。」ということです。現在、この考えに賛同して頂いた3名のお客様とともに、努力を積み重ねております。野球に例えるならば、冬場の基礎トレーニングと実戦練習を同時にしているとでも申しましょうか。春の乗っ込みシーズンにいち早くのり、素晴らしい釣果を夢に、技術の上達を目指しております。皆様の中にも、もう一歩、前進してみたい方がいらっしゃれば、これからが大切な時期と思って頂ければと思います。

 さて、毎年秋のタイは数釣りが可能で、8月後半から50〜75枚などといった感じで釣れるのが一般的ですが、今年は数が釣れたことは少なかったです。秋のタイにしては型はよかったですが枚数的に伸びなかったようです。
 初挑戦で、出船前の釣り方の説明を聞いて頂いた方々は良い釣果に恵まれたのでは無いかと思っております。
 豊国丸へお越し頂いています皆さんには、鯛の放流募金やエコキャップへ募金への力強いご支援を頂き誠にありがとうございます。皆さんの思いは誇りに感じております。
 豊国丸では釣りの醍醐味を堪能して頂けるよう精進しておりますが、皆様のご要望やご指摘等ありましたらお声かけ頂きたいと思います。今年は、皆さんに「大漁でした」と言われるようになり、心に大漁旗を掲げて帰航して頂きたく、努力を重ねて参りたいと思います。
 皆さんのご家族に大漁の幸あれとお祈りいたします。

 平成23年元旦
                         豊国丸船長
船長語録

トップページへ